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栗坂某の黒歴史

栗東坂路史

2007年2月6日掲載 - 最終更新2009年1月2日
1965年12月 滋賀県栗太郡栗東町長と日本中央競馬会理事長との間で「競走馬調教場用地売買斡旋に関する基本契約書」を調印
1969年  夏 調教コース5本の内2本*1と厩舎の一部*2が完成し人馬の移動が始まる
1970年--月 Eコース(ダート)完成
      12月 全ての人馬の移動が完了
1976年--月 テンポイントを管理する小川佐助調教師が坂の重要性を主張*3
           調教コースに坂を造ることを要望する
        夏 Eコースの直線に坂が造られる
1981年--月 戸山為夫調教師、ワカテンザンにハードトレーニングを課す。当時所属の小谷内秀夫騎手の記憶によれば、師独自の理論によるハードトレーニングを施された最初の馬らしい
1983年10月 栗東トレセン9代目場長に古川定石氏(前美浦トレセン業務部長)が就任
1984年--月 新設された一周360m、幅員6mの追馬場にウッドチップを初めて導入
1985年11月 坂路コース完成(全長394m 幅員7m 勾配3.5% 16億5290万円)
           以降、Dコースにウッドチップが導入されるまで「チップコース」と呼ばれる
1987年 8月 坂路コース用追馬場新設
       9月 古川定石場長退任(9月まで在任)
      12月 坂路コースを全長710mに延長(6億8580万円)
1988年 3月 26日に行われた阪神競馬のメインレース京橋ステークスをマリビクトリー(戸山為夫厩舎)が制し坂路調教馬初勝利
       4月 坂路入りした馬の名前がマスコミに公表されるようになる
       8月 北九州記念(G3)をタガジョオー(松元省一厩舎)が制し坂路調教馬重賞初勝利
      --月 原口牧場が丘を切り拓いて放牧地を増設。放牧地までの道のりは"坂路"になっており、ミホノブルボンもこの道を通ったという
1989年 4月 原口牧場にカツミエコーの初仔(父マグニテュード)が誕生。後のミホノブルボンである
       9月 Dコース(芝)を半分に仕切ってウッドチップを導入
      10月 調教タイム自動計測装置 ALIS を設置
1990年 9月 坂路コースを全長785mに延長
      12月 橋口弘次郎調教師がリーディングトレーナーを獲得
           後に「坂路のチップコースを使ったからリーディングが獲れた」と語る
      暮れ 戸山為夫調教師、当歳時にミホノブルボンを預かる契約をしていたことを失念
           思い出してからは飼養管理などアドバイスを送る
1991年 3月 ウッドチップ浸出液を浄化するため汚水処理施設を新設*4
       8月 デビュー直前のミホノブルボンが500m29.8秒の栗東坂路レコードタイを計時
           (90年に当時4歳のセンリョウヤクシャが同レコードを樹立)
       9月 カメラ席を新設
1992年 5月 栗東坂路の申し子ミホノブルボン東京優駿制覇
      11月 坂路コースを下方へ延長(総延長1,085m 高低差32m 最大勾配4.5% 12億1703万円)
           自動散水設備設置
1993年 5月 坂路調教の先駆者戸山為夫調教師死去
      11月 戸山為夫調教師の"遺産"レガシーワールドが同師の元で調教助手を務めていた森秀行新調教師に受け継がれジャパンカップを制覇
2001年10月 ALISに異常発生。午前7時の開門から約23分間読み取り不能になる
2003年10月 栗東坂路調教馬スティルインラブが三冠を達成
2004年 7月 栗東坂路の父古川定石元場長*5死去
2006年 6月 ジョイフルハートが栗東坂路レコード48.0秒を樹立
       7月 ウッドチップ換装。7月10日(月)~8月21日(月)の予定より1週間早く作業を終える
       9月 経年劣化による老朽化に伴いALISのセンサーを更新
2007年 9月 落雷によりALISが故障。終日一部のラップが採時されなかった
2008年10月 降雨時に大幅に時計が掛かる馬場状態にご立腹の橋口弘次郎調教師がトレセンに対し改善を直訴。
2009年 6月 集中豪雨により坂路及び逍遥馬道が一日閉鎖される。雨による閉鎖は開場以来初の珍事。

*1:1450m障害芝馬場、1600mダート馬場
*2:厩舎110棟2152馬房
*3:「関東馬が強いのは東京競馬場や中山競馬場に坂があり、そこで日ごろから鍛えているからだ」
*4:逍遥馬場、ウッドチップコースのチップも併せて処理する施設
*5:馬事部獣医課長、調整室次長、中山競馬場競走馬診療所長、美浦トレセン競走馬診療所長、美浦トレセン業務部長、栗東トレセン場長、日本中央競馬会理事、及び日本スターティングシステム株式会社、競馬飼糧株式会社、新和サービス株式会社の社長、会長を歴任

参考資料